Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
木下 正弘; J.R.Bartlit*; R.H.Sherman*
JAERI-M 83-073, 26 Pages, 1983/05
本報告は、著者らがすでに流下液膜式ヘリウム分離塔用に開発した設計モデルの改訂について述べたものである。改訂された設計手順は次の3つのステップから成る:1)冷凍部及び充填部における気液流量、温度、及び気液組成の計算;2)冷凍部におけるこれらの変数のより詳細な解析;3)設計変数及び操作変数の決定。からの冷凍部は、水素同位休分離用には2理論段を有しているものと仮定されている。ステップ2)では、混合物はHe-HDの2成分系として取り扱われている。
木下 正弘
JAERI-M 82-214, 10 Pages, 1983/01
蒸留塔の充填部の内径が小さく、充填高さも比較的低く、それでいてコンデンサーの容積かかなり大きい場合には、塔の動特性解析において、コンデンサー内の蒸気ホールドアップが重要となり得る。このような問題は、実験室で基礎研究に用いる深冷蒸留塔でよく見受けられる。本報では、各段における蒸気ホールドアップを考慮した動特性解析のための基本式の導出が行われている。基本式及び解析手順は、蒸気ホールドアップを無視した場合に比べるとはるかに複雑である。修正オイラー法やルンゲ・クッタ・ギル法などの手法がどのようにして適用できるかが示されている。
木下 正弘; J.R.Bartlit*; R.H.Sherman*
JAERI-M 82-048, 32 Pages, 1982/05
本報告は、先に我々が発表した、流下膜式凝縮器の数学的シミュレーションに関する研究の拡充を図ったものである。数学的モデルが詳細に述べられ、シミュレーション手法の収束性も充分に調べられている。塔頂を出るヘリウムガス中のトリチウム濃度をキーパラメーターとして注目し、より詳細な特性解析が行われている。1%のHと5%のHeを含むD-T混合ガスは、充分な長さを持った充填部の最下端付近に連続的に供給される。塔頂からは、約10%のH-HDを含むヘリウムガスが、塔底からは、Heを約0.01ppmしか含まない高純度の水素同位体が連続的に取り出される。塔内操作圧力は約5atmである。